ヒストグラム
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新春恒例の東京消防出初式が平成19年1月6日(土)に行われます。
出初式の起源は、今から約340年ほど前の江戸時代、1659年(万治2)にさかのぼります。
当時、江戸の町は、1657年(明暦3)に発生した明暦の大火により未だ焦土のなかにあって、苦しい復興作業にあたる町民は、絶望的な状態にありました。
このような状況のもと、1月4日、時の老中稲葉伊予守正則が定火消総勢4隊を率いて、上野東照宮前で「出初」を行い気勢をあげたことが、市民に大きな希望と信頼を与えました。
これが契機となり、お正月の恒例行事として現在まで受け継がれています。
東京消防出初式は、消火・救助・救急演技、消防機械部隊分列行進、江戸消防記念会による伝統の木遣り行進・はしご乗り、音楽隊・カラーガーズ隊の演奏・演技など防火・防災の行事として毎年多くの方に親しまれています。
さらに、消防車両の乗車体験、起震車による地震体験、ハイパーレスキュー隊の紹介など、楽しみながら防災を理解できるコーナーも設けられています。
出初式の模様は、NHK総合テレビで11時00分から11時40分まで放映される予定です。
●実施日時
平成19年1月6日(土) 9時50分から11時45分まで
(展示・体験コーナーは9時00分から13時30分まで)
●実施場所
東京ビッグサイト東駐車場(東京都江東区有明三丁目21番先)
●式次第
○開式宣言
○国旗掲揚
○消防総監訓示
○東京都知事告辞
○来賓祝辞
○東京消防歌斉唱及び部隊検閲
○表彰
○消防少年団祝賀パレード
○音楽隊・カラーガーズ隊ドリル演技
○徒列部隊分列行進
○機械部隊分列行進
○江戸消防記念会木遣行進並びにはしご乗り
○消防演技
○はしご隊演技並びに一斉放水演技
○国旗降納
○閉式宣言
●本出初式のみどころ
○屋外
◆消防部隊(隊員、機械部隊)の分列行進、船舶火災、NBC災害、大規模救助活動及び震災消防活動演習
◆はしご車の乗車体験
◆木遣り、はしご乗り
◆はしご車による一斉放水演技
○屋内
◆消火体験・応急救護体験
◆各種の車両及びパネル展示
◆劇団によるミュージカルショー開催 【ミュージカルショー「稲ムラの火」公演:ふるさときゃらばん】
◆新春コンサート(東京消防庁音楽隊・カラーガーズ隊)
◎式場までは公共交通機関をご利用ください。
○臨海副都心線「国際展示場駅」下車徒歩10分
○東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)「国際展示場正門駅」又は「有明駅」下車徒歩10分
○路線バス
JR「浜松町駅」(世界貿易センタービル別館バスターミナル9番のりば)から約30分「東京ビックサイト」下車徒歩10分
JR「東京駅」(八重洲口バスターミナル1番のりば)から約40分「東京ビッグサイト」下車徒歩10分
※はしご車搭乗体験の整理券は、9時10分から東6ホール内の子供広場で配布されます。
《先着100組》(天候状況により中止になる場合があります。)