ヒストグラム
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警視庁では、「もっとパトロールをしてほしい」、「いつも交番にいてほしい」といった要望に応えるため、街頭犯罪の抑止対策や地域安全活動の推進による体感治安の向上を目指して、交番機能の強化を図ります。
そのために、現存する941交番の配置の見直しを行い、121の交番を整理統合することとしました。
現在のところ、整理統合をする予定の121の交番は、次のとおりです。
○新施設の「地域安全センター」となる「用途変更」が87か所
○警備上の必要時間帯に開設する「警備派出所化」※が5か所
○交番施設の「撤去」が14か所
○自治体へ移管する施設が4か所
○将来「駐在所化」する施設が11か所
※「警備派出所」とは、警察署の管轄区域内の特定地域において、警備を必要とする対象を警戒するための拠点となる施設
「地域安全センター」は、地域安全活動の拠点や各種ボランティア活動などの交流場所として昼間帯を中心に警察官OBである「地域安全サポーター」が勤務します。
「地域安全サポーター」は、自治体等各方面と連携をとりながら、地域住民の安全で平穏な生活を確保するため自らの知識、経験等を生かして次のような活動を行います。
○防犯等の相談事に対するアドバイス
○子供の安全確保への支援(通学路や学校周辺の警戒)
○各種会合及びボランティア活動への参加
○自治体、関係協力団体等との連携
○事件又は事故発生時の警察官への通報
○各種情報の提供
○地理案内
もし「地域安全サポーター」が不在の場合でも、「地域安全センター」では、テレビ対話システム等で同センターを管轄する警察署へすぐ連絡がとれるようになっています。
また、昼夜間を問わず警察官が随時立ち寄り、周辺へのパトロールを強化して、治安の向上に努めます。
【地域安全センターと地域安全サポーターの特徴】
○「地域安全センター」は、赤色標灯(交番)から青色標灯に変わり、名称が青色の看板に表記されることが特徴です。
○「地域安全サポーター」の服装は、制服でライトブルーの帽子とネクタイが特徴です。