ヒストグラム
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25日午後10時40分ごろ、香川県丸亀市綾歌町栗熊西のコンビニエンスストア「ポプラ綾歌レオマ前店」近くの県道上で、日本自動車連盟(JAF)の男性従業員から「客が暴れている」と110番通報があった。
約20分後、県警綾南署地域課の巡査部長(43)と巡査(30)が駆けつけると、現場にいた男が右手に包丁を持って「殺せ」などと言いながら向かってきた。
巡査部長が「包丁を捨てろ」と警告したが止まらないため、約3bの距離から拳銃を1発発砲した。
しかし、男はさらに向かってきたため、そばのコンビニ店駐車場で、巡査部長が警告後、約5bの距離からさらに1発発砲したところ、男の約5b後ろにいた巡査の左足に当たった。
巡査部長が男を取り押さえ、公務執行妨害と銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕した。
男は左下腹部を撃たれて弾は貫通しており、約2週間のけが。巡査も3カ月の重傷。
男は高松市香西東町、無職の容疑者(41)。
同署の調べでは、同容疑者は現場近くで車が脱輪、救助に来たJAFの従業員とトラブルになったという。
事件当時、店内には4〜5人の客がおり店から出られなかったという。
大堀弘幸・綾南署次長は「発砲は適正、妥当な判断だったと考えている」と話している。